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恵比寿映像祭
Yebisu International Festival for Art&Alternative Visions

2009.02.20 UP


(左)
古郷卓司《*CANDY FACTORY PROJECTS / NON-SITES》
2007-2009年 マルチ・デジタル・プロジェクション
http://artonline.jp/

(左下)
チャン・ヨンヘ重工業《アオモリ・アモーリ》
2006年 ラッシュ・アニメーション、サウンド/3分22秒
写真提供:チャンヨンヘ重工業
協力:国際芸術センター青森

(下中央)
ブルース・コナー
《TVの深夜映画:1978年7月10日午前1:20から1:27:スターンズ・モーテル、カリフォルニア州ヴェニス》#4
1978年撮影、1986年プリント
白黒写真5枚組(エディション 1/3)27.9 x 35.5 cm
協力:マイケル・コーン・ギャラリー、ミヤケ・ファイン・アート

(右下)
宇川直宏《DAYLY PSYCHIC TV/ EMPEROR’S DEAD》
2003-2009年 ミクストメディア・インスタレーション



2月20日(金)~3月1日(日)、東京都写真美術館にて、「第一回 恵比寿映像祭 オルタナティヴ・ヴィジョンズ“映像体験の新次元”」が開催されています。



展示・上映・ライヴ・イヴェント・講演・トーク・セッションなどを複合的に行うことを通じて、映像分野における創造活動の活性化と、優れた映像表現やメディアの発展を、過去から現在、そして未来へといかに継承していくか。この課題について今あらためて問い直し、対話を重ね、広く共有する場となることを目指す「恵比寿映像祭」。

第一回目となる今回の総合テーマは、「オルタナティヴ・ヴィジョンズ」。現代の都市生活には、さまざまな発信、受信方法をとって「映像」が入り込んでいます。テレビに象徴されるマス・メディアが大量消費を牽引してきた一時代を経て、ネットワーク型のメディアが生活の隅々にまで入り込み、知らず知らずのうちに人々の知覚や行動に作用しています。私たちの視野は、メディアの力をかりて無限に拡張していますが、同時に視覚体験の豊かさが増したとは必ずしも言えません。すべてが簡便なサーヴィスとして提供され得る時代、それに飽き足らない人々が求めるのは、与えられたものとは違うオルタナティヴな価値です。この時代の文化支援に必要な実践の形は、マスにむけて同じサーヴィスを普及することでも、ジャンルの壁をいたずらに取り払うことでもなく、個々人がそれぞれに求めるオルタナティヴな価値が、ともに育ち交歓する場を醸成することにあるのではないでしょうか…。

「恵比寿映像祭」は、最初から完成形を目指すのではなく、継続的な開催を通じて挑戦や試行を繰り返し、ホームベースとしての東京都写真美術館の役割と視座を提示しつつ、同時に複数の立場と視座が交わり、ともに育つ場となるよう努めていくとのこと。年に一度実施される10日間だけに留まらず、次回までの355日間においても、公式ウェブサイトにより継続されます。

日本語の「映像」という言葉がもつ意味は、曖昧さを含んでいます。
テレビ・ヴィデオなどの動画は、[moving image] 。映画は、[film] 。字義どおりにいえば「映る像」あるいは、「映し出される像」[image] 。そして、実体はなくとも心に浮かぶ像[reflection]―――
「映し出される像」[image] 。そして、実体はなくとも心に浮かぶ像[reflection]―――
「映像」という語の曖昧さをそのままに見据えて、多様化する映像表現と映像の受け止め方をあらためて問いなおす「恵比寿映像祭」。
まずは、限定せずに見つめてみること。そして、そこから見えてくるもの。
―――いま、新たに恵比寿の地で、新しい映像祭がはじまります。


■2月20日(金)~3月1日(日) ※会期中無休
■入場:無料(一部有料スペースあり)
■会場:東京都写真美術館 全館フロア (TEL:03-3280-0099)


【5つのプラットフォーム】
・Platform 1:Screenings(上映プログラム)
〈Links-リンクス〉
国内の映画祭・映像祭、上映団体などの入選作やディレクターや スタッフのキュレーションによる個別プログラム。アニメーション、 ドキュメンタリー、実験映像、デジタル表現、CM映像など多様な ジャンルのプログラムが一堂に会する機会です。
〈Dialogues-テーマ別セレクション〉
ひとつのテーマを複数の作品で掘り下げる特集上映プログラム
〈Overseas-海外セレクション〉
世界各地のキュレーターや組織との連携による国際プログラム
〈Solos-作家個展〉
一人(一組)の作家についての特集上映
〈Histories-映像史〉
映像史研究の視点をもって構成するプログラム
※各回100分程度×3-4本×10日間
□会場:1Fホール
□各回定員:190名
□入場料:有料

・Platform 2:Exhibitions (展示)
□会場:企画展示室(3F+2F+地下1F)
□入場料:無料

・Platform 3:Lectures / Talk Sessions(講演、トーク・セッション)
□会場:1Fホール、1Fアトリエ、2Fカフェ
□入場料:聴講無料(カフェトークは別途ドリンク代要)

・Platform 4:Live Events(ライヴ・イヴェント)
□会場:地下1F展示室/定員200名程度
□入場料:有料(パブリック・スペースで行うものは無料)

・Platform 5:Website (ウェブサイト)
□恵比寿映像祭オフィシャルサイト:http://www.yebizo.com/


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