12/05/14-12/05/20
トピックス

中央下:[少年タイガー]
Soji Yamakawa × Keiichi Tanaami
2008
silk screened on paper
728 × 1030 mm
Stamp of Soji Yamakawa / Signed by Keiichi Tanaami
printed by 360° graphics (Hiroshi Itami)
右下:[少年王者]
Soji Yamakawa × Keiichi Tanaami
2008
silk screened on paper
728 × 1030 mm
Stamp of Soji Yamakawa / Signed by Keiichi Tanaami
printed by 360° graphics (Hiroshi Itami)
1月24日(土)~2月22日(日)、NANZUKA UNDERGROUNDにて、田名綱敬一氏による新作立体作品群、及び新作ペインティングによる個展「KANNOOON」が開催されます。
今回の展覧会は、田名網氏が長年温めてきた構想を、1年に及ぶ制作期間を得て実現した特別展。千手観音などの奇想の仏像にイメージソースを得て制作したオリジナルの観音菩薩像を、ペインティングと大作の中尊像、及びそのミニチュア作品100体にし、それらを一堂に配置したインスタレーションからなります。
田名網氏は、80年代初頭に肺の病で生死の境をさまよい、その経験から80年代から90年代にかけての作品は、“生と死”という人間の普遍的なテーマに基づく作品を数多く制作しました。この時代の作品は、螺旋状に増幅する松や箱庭を連想させるリングといったモチーフを多用し、限りある生命に対する思慮を連想させる傾向にありました。今回披露される新作「KANNOOON」は、少女が泣き震えているという表現であるにも関わらず、金魚の化身ともいえる丸みを帯びたエロティックな造形で、非常に晴れやかな印象を帯びています。
田名網氏は今回の作品について語ります。“一般的な仏像は、経典により、その造形が定められている。しかし、私の好きな仏像は、様々な約束事を逸脱した奇妙で奇異なる謎の仏像群である。四足八頭の怪鳥にまたがる「六呂見観音如」(「意輪観音坐像」三重県六呂見観音寺蔵)や無数の手足を持つ「千手千足観音」(正妙寺蔵)などで自在に変容する脅威の尊像に興味が尽きない”と・・・。
本像が人々の苦悩のために泣いている千手観音菩薩であるということからも、本展覧会は、戦争体験や病といった様々な人生経験を経た田名網氏が、悟りともいえる境地にて、その脳内に描いた極楽浄土の様子を造形化したものであると言えるでしょう。
また、TANYA(NANZUKA UNDERGROUND隣)において、山川惣治氏と田名網敬一氏による「少年王者」展が同時開催されます。本展は、2008年に生誕100周年を記念して開催された山川惣治展に寄せて、田名綱敬一氏が山川惣治氏の原画を用いて製作したシルクスクリーン作品と、山川惣治氏のオリジナル原画からなります。
■1月24日(土)~2月22日(日)
■時間:13:00~20:00(土・日・祝日は11:00~19:00)
■定休日:月・火曜日
■入場:無料
■会場:NANZUKA UNDERGROUND(TEL:03-3400-0075)

















