12/01/23-12/01/29
シブヤ大学
―シブヤがまるごとキャンパスというコンセプトの『シブヤ大学』の講義の中から、シブチャンスタッフが実際に講義を受講しレポートするコーナーです。―
■講義名:シブヤでご近所交流を企画しよう~『シブヤ大学隣人祭り』コンシェルジュ養成講座~
■講 師:植月 緑
■日 時:2009年07月18日(土)10:00~11:30
■場 所:ケアコミュニティ・原宿の丘
自分たちの住む町や地域で“コミュニケーションのきっかけを作る人(コンシェルジュ)”を増やしたいという思いから、「シブヤ大学」と「隣人祭り」日本支部のコラボ企画で行われた「シブヤでご近所交流を企画しよう~『シブヤ大学隣人祭り』コンシェルジュ養成講座~」。今回の講師は、月刊ソトコト/別冊ロハスキッズ編集長であり、「隣人祭り」日本支部代表の植月 緑氏。旧原宿中学校を改修し、地域で生活する全ての人々が集まり、支え合える地域コミュニティの拠点施設として設立された「ケアコミュニティ・原宿の丘」での授業となりました。
まずは、植月先生から自己紹介と「隣人祭り」についての説明がありました。「隣人祭り」とは“ご近所さんが集まってお茶やお食事をすること”。「準備が大変」「人を集めないと」そんな心配などせずに“もっと気軽に集まってみよう!”という活動だそうです。日本には“お隣さんとほどよい距離でお付き合いする”ご近所づきあいという生活の知恵があり、そんな昔ながらの良さも現代に伝えたい、という想いも込められているとのこと。「隣人祭り」で要となるのは、発起人となって活動を広げていくコンシェルジュ。難しい資格などはなく、気持ちさえあれば誰でもなることができます。また開催される場所は様々で、ヨーロッパでは集合住宅の中庭や公園などで行われるのが主流だそうですが、日本では、家やお寺、保育施設・職場(オフィス単位でやることも)など、さまざまな場所で開催されています。個人的な活動から始まり、今では世界で約800万人もの人達が参加する「隣人祭り」。日本での初開催地は、新宿区在住の人たちに呼びかけた新宿御苑での隣人祭り。通りかかった人達がその場で興味をもって飛び入り参加したり、2日間でなんと約200人が参加!この様子がTVで紹介されると同時に反響があり、活動の幅がさらに広がったそうです。
実は植月先生、始めはご近所付き合いがとても苦手だったそう。仕事で忙しい毎日を送る中、ご近所さんに助けられた経験から、身をもってそのありがたさを教えてもらったのだとか。それ以来自然とご近所付き合いもできるようになり、ヨーロッパを中心に行われていた「隣人祭り」にも興味を持ち始めたそうです。いざ参加して感じたことは、「自分の立ち位置が分かる」「特に仲良くなる訳ではないけれど、どういう人か分かるようになり、付き合い方が分かる」とのこと。現在は、「隣人祭り」日本支部代表として精力的に活動を続けています。
今回は、シブヤ大学が3周年を迎えるにあたり『シブヤ大学隣人祭り』開催に向けての説明も行われ、その際にお手伝いしてくれるコンシェルジュを募集!というラッキーな発表もありました。教室が和やかな雰囲気になってきたところで、グループごとに分かれてのディスカッションがスタート。それぞれ自己紹介をして、今回の授業に参加した理由などを話しながら「隣人祭り」について語らいました。
時間がくるとディスカッションは終了。「色々な人がいて5分で会に馴染める人もいれば、気になってはいるものの、参加するのに5年かかる人もいるんです。仲間を集めてやるのでもいいし、地域の人との交流会や会社でのコミュニケーションの場として気軽に、とにかく継続して開催する事が大切なんです!」と、改めて植月先生からお話がありました。そして、「とにかく得るものが多かった。開催するまでに色々な人と出会えるし、ふだん交流のない人とコミュニケーションとる方法や楽しさも分かりました」と、コンシェルジュをしたからこそ感じた、その魅力についても語ってくれました。先ほど告知した「『シブヤ大学隣人祭り』にコンシェルジュとしてお手伝いしてくれる人~!」そう尋ねられると、やる気に満ち溢れた手が教室のあちらこちらから上がり、新生コンシェルジュは引続き第2部へ参加、第1部の授業はここでお開きとなりました。
参加するだけでもよし、コンシェルジュとして開催するでもよし、目からウロコな話を聞けたり色々な事に気付かされたり、何より自分のコミュニティ以外の人から話を聞ける貴重な体験ができる「隣人祭り」。「こんにちは!」とあいさつできる人がご近所に1人でも増えたら…とってもHAPPYではありませんか?



















