12/01/23-12/01/29
シブヤ大学
―シブヤがまるごとキャンパスというコンセプトの『シブヤ大学』の講義の中から、シブチャンスタッフが実際に講義を受講しレポートするコーナーです。―
■講義名:写真を撮るということ。
■講 師:澁谷征司
■日 時:2008年2月16日(土)11:00~12:30
■場 所:明治神宮 桃林荘
今回の講師は、雑誌などで活躍中の写真家・澁谷征司氏。由緒ある明治神宮の桃林荘が教室となった今回は(シブヤ大学初!)、スライドで先生の作品を見ながらの授業となりました。
携帯カメラやデジタルカメラなどが普及し、“写真を撮る”という行為が当たり前になってきた近年。あなたはどんな瞬間をメモリーに残しますか?
独学で写真を撮り続けている先生は「(言葉で説明出来る)自分が感じる“美しさ”を見つけた時」にシャッターを切るのだとおっしゃいます。作品がスライドに写しだされる度に「この彼はね・・・」「この場所は・・・」などと、その中に写る人や場所のエピソードを楽しそうにうれしそうに話す先生。その姿は自分が感じる“美しさ”を見つけた喜びに溢れているようにも見えました。
1月に10年間の作品を収めたファースト写真集「BIRTH」を出版した先生。この写真集に収められている作品は、仕事用に撮ったものがほとんどだそうです。写真家といわれる多くの人は、“自分の作品”と“仕事の作品”は分けて撮るそうが、先生は「分けないのではなく分けられなかった」そう。どちらも「向き合う距離は同じ」という言葉は、写真を撮る事が“仕事”のシブチャンスタッフの心に強く残りました。そうありたいと思っていても、なかなか出来る事ではありません。先生の作品が多くの人を惹きつける理由が分かったような気がしました。
独学で写真を撮る事に関して、「日々の積み重ねが大事」で「今でも試行錯誤(の日々)ですよ」と笑います。そして最後は、「子供の頃に写真にしたかったものを撮りたい。どんな写真が撮れるか楽しみ」と子供のような笑顔で今後について話して下さいました(詳しい内容に関しては秘密のようです)。
よく晴れた取材当日はまさしく散歩日和。授業の帰りには、明治神宮をゆっくりと歩きながらカメラで写真を撮る生徒さんの姿が。シブチャンスタッフも、自分が感じる“美しさ”を見つけ思わずカメラを向けてしまいました。
メモリーに残したいもの。それは、世界にふたつとない“自分らしさ”なのかも知れません。
















