12/01/23-12/01/29
シブヤ大学
―シブヤがまるごとキャンパスというコンセプトの『シブヤ大学』の講義の中から、シブテレスタッフが実際に講義を受講しレポートするコーナーです。―
【10月のシブテレ受講講義】
■講義名:コミュニケーション・コミュニケーション
■講 師:松村正人
■日 時:2007年10月20日(土)13:00~14:30
■場 所:青山ブックセンター本店
今回の講師は、音楽・ファッション・アート・デザインの最新情報を発信するカルチャーマガジン「Tokion」の編集長・松村正人氏。青山ブックセンターの店内で洋雑誌に囲まれながらの授業となりました。
インターネットが普及している今、「雑誌の危機」が囁かれています。そんな中で目指すべき雑誌の在り方とは?というお話からスタート。雑誌の一番の特徴として「たくさんのクリエイターの作品が1冊に収められている」点を挙げ「その1冊で知らなかった作品・クリエイターとの出会いがある。自分の世界が広がると思う。」ともおっしゃっていました。
雑誌は、写真や文、キャッチコピーなど色々な才能が集まって完成します。その1冊を完成させる為に先生が大切にしている事は、雑誌に関わる人達との“人付き合い”。ビジネスライクではない付き合い方から、質の高い雑誌が出来るのだそうです。「内部(編集者)においてのコミュニケーションをどう外部(読者)とのコミュニケーションに繋げるか」という事を考え日々誌面作りをしているという先生。ブログという個人完結のものではなく、雑誌という媒体で読者とコミュニケーションをしていきたいというお話からも、先生が“人付き合い”を大切にしているという事が伝わってきました。
後半は、「Tokion」の表紙にも登場したクリエイティブディレクター・箭内道彦氏を迎えてのトークセッション。取材を受ける側になることも多い箭内氏が、取材を受けるかどうかを判断するポイントについての「前回の企画書を再利用して名前を間違えたまま送られてくる所はまず断る。」とのお話しにはみなさん大爆笑。「そんな人いますか?」という先生の問いに「多いんだよ~。」と箭内氏が答える場面には、企画書を送る機会の多いシブテレスタッフはドキッとしてしまいました。「取材はタイアップだから、取材する方もされる方も良くならないと意味がない。そこには、お互いに相手を応援したいという気持ちが大切。」というお二人のお話に、取材する側としてとても共感しました。
第一線で活躍されているお二人のお話から、モノづくりには人との向き合い方が大切だという事を改めて感じました。お二人がつくるモノが支持されている大きな理由は、素晴らしい才能や技術だけでなく、“相手を思う気持ち”が込められているからだと思います。シブテレスタッフもそんな気持ちが見えるモノをつくっていければと思いました。


















