12/02/13-12/02/19
クローズアップ
2006年5月に結成した超絶秘技忍者集団「SHINOBI-TRY(シノビトライ)」
リーダーの夜叉王を中心に飛影・朧・玄武の4人でアクロバット・ダンス・武術の融合を
コンセプトにしたショーを様々な舞台で展開しています。
チーム結成のきっかけや、日々のコンディションの仕方、オフの日の過ごし方など、
「SHINOBI-TRY」の素顔に迫ります!
―それでは、本日は密着取材ということで、宜しくお願いします!
まず始めに、皆さんとアクロバットパフォーマンスの出会い、始めたきっかけを
教えてください。
夜叉王(やしゃおう)さん(以下、夜叉王):
小さい頃に、ジャッキー・チェンに憧れてカンフーを始めました。「里見八犬伝」など
日本を代表するアクションスターの真田広之さんにも強く影響を受けました。
その後、器械体操を始めたことがアクロバットとの出会いですね。
人間ってどんないい人でも、一度悪意が生じると際限なく自分のネガティブな側面に
染まっていく瞬間があると思います。過去にクラブチームのキャプテンをしていて、
人間関係で悩んでいた時に実感したことです。自分自身を常に見つめ、ネガティブな自分の側面に負けない自分を作り上げるために、自分の心を磨くことが大事だと思います。
自らの絶え間ない努力や身につけた技や磨いた心をステージで演じることで、
そういったことを伝えていきたい、と思ってアクロバットパフォーマンスを始めました。
飛影(ひえい)さん(以下、飛影):
小さい頃に空手を始め、体操部に入ったことがきっかけでアクロバットに目覚めました。
健康のためにアクロバットをしているはずなのですが、練習が夜遅かったり朝早かったり、小道具作りなどでたくさん徹夜して不健康になってはいます(笑)
朧(おぼろ)さん(以下、朧):
高校時代から筋トレ、シャドーボクシングなどを趣味でやっていて、大学で器械体操を
始めました。その後、体操のクラブチームを通じて夜叉王と出会い、
ステージでしか伝えられないものがあることを知ってパフォーマンスを始めました。
幻武(げんぶ)さん(以下、幻武):
飛んだり跳ねたりしてみたいという興味から体操を始めました。先輩の朧と夜叉王のショーを
観に行ったことをきっかけに、自分を磨くためにアクロバットを始めました。
―やはりみなさん体操の経験をお持ちだったのですね!
「SHINOBI-TRY」のチームを結成したきっかけは何ですか?
夜叉王:もともと飛影とやっていたチーム(edge spirits SHINOBI)に
朧が入ってきてからですね。
朧や幻武はSHINOBIというチームでの3世代目ということになりますので、
3番目という意味でチーム名をTRYにしました。
―SHINOBIはなんと3代目なんですね!活動内容について教えてください。
夜叉王:アクロバットやアクションの魅力や正義を伝えるため、
映像、舞台、ショー、アトラクション、イベントなどに出演中です。
―みなさん独自の得意技や、一番見て欲しいポイントなどありますか?
夜叉王:叢雲斬(むらくも)、月花(げっか)、斑雪(はだれゆき)など、
どれも人間を土台にして高く飛び上がる技ですかね。
フォーメーションで繰り出されるオリジナルの大技です。
「雪月花」という日本のきれいなものをモチーフに、全て自分たちで
考えました。殺伐としたショーの中にも、キレイなものを取り入れるという
のがポリシーですかね。一応僕たちにも特徴をつけ、
夜叉王…雪、飛影…星、朧…月、幻武…花を表しているんです、実は(笑)
ショーを見て何を感じていただけるかはお客さん次第です。
ショーをやっている時に、技やアクションが奇跡的に決まる瞬間って
あるんですよね。小道具がなくて、代用品から生まれた技や、
アドリブでやったダンスが意外によかったり、舞台上で生まれるものって
結構あるんですよ。
飛影:飛影自身が制作係として作っている衣装や道具ですね。
トンファーという武器や、敵が着用する鎧なども手作りです。
朧:誰でもすごさがわかる大技ではなく、ステージの端っこなどで地味に演じている
小芝居などですかね。全体を見て欲しいっていう想いがあるんですよ。
客席から登場したり、ショーが始まる前のお客さんとの絡みなども好きです。
幻武:個人技アクロバットですかね。アクロバットって、例えば助走からバク宙の
流れでも10mぐらいの距離を必要としたりするんですよね。
ショーは狭い場所で行わなければならないことも多いので、狭い場所でも出来る
個人技を生みだし、日々磨いています。
―なるほど。それぞれのモチーフがあり、それぞれのスタイルを知った上で
舞台を見るとまた違った感動が生まれそうですね!
それでは、皆さんのイチオシアイテムを教えてください!
また、普段のファッションポイントなども教えていただけますか?
夜叉王:篭手代わりに腕にまく白布ですね。
技の中で互いに腕を握り合う時、篭手があると握れないので白布を
巻くようになりました。汗で滑らないですし、ケンシロウみたいでしょ!笑
普段はPPFMやディーゼルなどのカジュアルで肩肘張らないものが好きです。
ファッションはベストやボトムスを中心に組み立てます。
飛影:覆面ですね。顔出しNGなので(笑)
普段はTシャツが好きなので、フード付きのアウターにはこだわります。
ポップな服装が好きですね。黄色・ピンクなどビビッドカラーが多いかな。
朧:篭手ですね。
普段はUNITED ARROWS。派手すぎず、体に合う自然でバランスいいものが好き
で、古着の掘り出し物などをメインに合わせて着ます。名前の知られてないお店で
掘り出し物を見つけるのが好きですね。安いですし。
家の近所にいい古着屋があるんですよ!
幻武:ソールが跳ねて、柔軟性に優れる靴。愛用してます。
普段はブランドにこだわらず、動きやすさなど機能性に優れる服。安さも重要。
ファッションセンターしまむらすごいですよ!今日もしまむらです(笑)
夜叉王:靴は重要ですね。やっぱり日本人の足にはアシックス、ミズノなど
国産のメーカーが合うんですよね!足の疲れ方が違いますし、
機能性が高いのでアクロバットにはオススメです。
(左:夜叉王さんの靴 右:幻武さんの靴)
―なるほど!日本人にはやっぱり国産メーカーが合うんですね!参考になります。
身体作りや技の研究など、普段から心がけていることは何ですか?
夜叉王…全体では、月に1、2回R-DAYという朝から晩まで、走り込み、
筋肉トレーニング、水泳、アクロバットパフォーマンスをし、
終わったらマッサージや温泉などで身体を徹底的にほぐす日を設けています。
公園でジャンプや懸垂などもします。
個人的には、技の維持や、コンディショニングのため、足が180度開くまで
ストレッチしています。とにかく納得いくまでストレッチをすることは
とても大事です。夏場はお湯を飲みながら氷風呂に入ると、身体が炎症を
起こした時などに火照った身体を鎮め、コリがほぐれます。
やはりショーを行う上では、身体能力の維持が大切です。
飛影:入浴やマッサージ。普段から走る事ですね。
毎日10~15分は少なくとも走るようにしています。
朧:身体を冷やさないように、心がけています。身体を動かし続けたりとか。
アクロバットは全身を使うので、バランスよく弱点を重点的にトレーニング
しています。
夜叉王:朧は挙動不審ってくらい常に動いてるんですよ!笑
しかも、驚くことに練習前の身体の温め方がバク宙なんですよね!
幻武:普段からYOUYUBEのダンスやXMA、アクロバット系の映像を見て
技を研究し、そのすごい技を体得するための体作りを心がけます。
KARAも見ます(笑)
―皆さん方法は様々ですが、やはり普段からの体力、身体能力の維持が大事なんです
ね。それでは、今までの活動で一番の思い出を教えてください。
夜叉王:ニューヨークのセントラルパークの大きなステージで5,000人の
ノリノリのニューヨーカーの歓声をあびてショーをした時ですね。
Japan Dayという日本をニューヨークに紹介するイベントで、
忍者役として出演しました。(動画はコチラ)
仲間と行ったニューヨークは、サンドイッチやピザやコーヒーなど、
アメリカらしい食べ物がとても美味しく、見るものも新しいものばかりで
とても楽しかったです。
飛影:新木場のスタジオコーストで開催された、Hair OLYMPICという
11カ国が集まるヘアデザイナーの世界大会でパフォーマンスをしたとき、
会場のライブハウスの演出がすごかったことですね。
お客さんが4、5000人くらいいたのですが、モデルさんたちと演じた
僕らのパフォーマンスは色んなチームがパフォーマンスをする中でも
一番お客さんが沸いていました。(動画はコチラ)
朧:デビューの舞台が名古屋で、初遠征、初ステージ、初アクロバットパフォーマンス
で緊張したことや、たくさん失敗したことです。
常滑競艇場のボートレースのステージで、忘れられない失敗の思い出があります。
そこからですかね、バク宙に執着し始めたのは。
名古屋はよくショーをしにいきますが、オアシス21をはじめ、
いろんな商店街があり、広い場所も多くて夜景も綺麗なんですよね。
大好きで特別な場所です。
幻武:ディズニーランドでショーをしたことが思い出深いです!
ラッキーナゲット・ステージで行われたチップ&デールのショーです。
それまでショッピングモールやお祭りなどでしかショーをしたことが
なかったので、子供のころからの憧れの国でショーができたことは本当に嬉しかったです。
日本刀と忍者のアクションショーを持ち込んだのは僕らが初めてだったらしいです。
―ディズニーランドのショー!羨ましいです^^
ケガや故障など、今まで大変だったことはありますか?
夜叉王:東京ビッグサイトでのショーで、アクロバットで失敗し、
朧が頭蓋骨を骨折して峠をさまよったことがあり、朧の身を案じながら
ショーを続けたこと。その後自信を喪失して、チームがバラバラになり、
解散直前にまでなるほどの問題になりましたが、リーダーシップをとって
仲間と一緒にチームを立て直したきたことは忘れられないことです。
飛影:大技で土台となって仲間を飛ばしたり乗せたりするポジションなので、
自分が土台の時に仲間が怪我をしたことが一番苦しかったです。
技はタイミングが命なので、ちょっとのミスが命取りになることもあります。
朧の大怪我や、幻武が肩の靭帯を切ったり大怪我をしたことは、
今でも自分の中で忘れられない事で、二度と仲間を怪我させないように、
自分を自身を磨いていこうと心に誓っています。
朧:TBSあらびき団出演のときのリハーサルで、バク転をしたときに指を脱臼し、
指があり得ない方向に曲がっていたこと。慌てて指を折り曲げたら
一瞬で治ったので、仲間には心配をかけないように秘密にしていました。
大怪我をした時は、治そう治そうってイメージをして、嫌なイメージは
持たないようにしていました。気持ちで細胞を動かしたって感じでしたね。
幻武:横浜のとあるイベントで時間がなくて身体が暖まらない状態で、
以前朧が大怪我をした鵺(ぬえ)というオリジナル技を実施したときに
怪我をしたときの恐怖は忘れられないです。
鵺は今ではチームの中の禁じ手…幻の技です。
夜叉王:総じて怪我をしたときは怪我した本人よりも、周りの仲間が
気が気でなくなるので、一番あってはならないというのがお互いの
共通の認識です。怪我をしない身体作りやモチベーション、
本番前の十分なアップや柔軟を心がけています。大小にかかわらず、
ひとつひとつの怪我を心に刻んでいますので、これまでの怪我が
今のチームの精神性やスタイルを作り上げているといっても
過言ではありません。
―怪我を乗り越え、今のチームの結束があるということですね。
本当に怪我には気をつけてください><
それでは、渋谷でお気に入りのスポットはありますか?
夜叉王:明治通りで渋谷~原宿駅間や裏原、ディーゼルやリーバイスストアや
FOREVER21に行ったりするのが好きです。
裏原には「ONDEN」というおすすめのカレー屋があり、
コロッケカレーは絶品です!
飛影:センター街がお気に入りです。ドンキホーテやTSUTAYAなどでも、
ほかの町にあるようなお店も渋谷っぽさがあるので面白くて好きです。
朧:昔、半蔵門線の駅前にガチでシャドウピッチングをする人がいたんですよね(笑)
パフォーマーだったのかな。それを見るのが好きでした。後はハチ公前。
幻武:本番以外渋谷に行きません!汗
―原宿のKDDIスタジオでパフォーマンスする機会も多いということで、
渋谷も馴染があるんですね!オフの日はどのように過ごしていますか?
夜叉王:美容室に行ったり、本や服を買いに行ったりします。
温泉に行って心身ともにリフレッシュしたりするのも好きです。
仲間とスケジュールがあえばみんなでバーベキューに行ったりもしますね。
飛影:本番前に道具や衣装を作ったり、稽古続きの平日は睡眠不足になることが
多いので、寝ためしたり、洗い物や洗濯をします。
あとカラオケに行きます。ひとりで(笑)
朧:オフの日は徹底的に何にもしません。
そのためにどんなに大変なときでも日頃掃除や洗濯などは行っておきます。
たまに髪をきったりします。ひとりで(笑)
幻武:ネトゲーで廃人になってます。
あと溜まったゴミを捨てようとすることや、部屋を掃除したりですかね。
ゴミはまとめるだけまとめて捨てず、だいたい30%くらいで諦めます(笑)
―なるほど。プライベートでは家での時間も大切にしているんですね!
それでは最後に、これからの目標やファンへの一言をお願いします。
夜叉王:どんな場所のどんなステージでも自分自身の最高のパフォーマンスを演じる
ことが目標です。それはもちろんできるだけ多くの人に見てもらいたいです
が、誰も見ていなくても同じです。海外進出の夢もありますが、
アクロバットパフォーマンスを自然に絡められる舞台を行ったりなどして、
日本でも活躍の幅を広げていきたいですね。
飛影…少なくとも1日8時間は寝られる生活ができるように頑張っていきたいです(笑)
夢を与える為に顔出しはNGですが(笑)マスクを被った人を見つけたら
忍者だと言ってもらえれば嬉しいです!
朧:日本では、音楽やお芝居などに比べて地位が低いノンバーバルのパフォーマンスの
分野をもっとメジャーにしていく先駆者でありたいです。
言葉を使わなくても伝わることってあると思います。
また、定期的にいろいろなパフォーマンスが見られるような劇場やカフェなどを
作る事も夢ですね。資金面、体力面、精神面など、色々な面で苦労もありますが、
努力して挑戦し続け、少しでもアクロバットパフォーマンスを
長く続けていきたいです。
幻武:もう「SHINOBI-TRY」も結成6年目になります。
今後は、スクールを作ったり、レッスンを行ったり、色んな人たちに
アクロバットを教える活動を展開していきたいです。
子どもたちなど、多くの人たちに教えていきたいんですよね。
その為にも仕事量を増やし、ショーも沢山行っていきたいと思います。
夜叉王:僕らのデビューはとあるイベントで、誰からも応援されない
アウェーな舞台からのスタートでした。今は多くの人に理解していただいて、
最初の苦しい状況に比べるとすごく恵まれている、と感謝しています。
いつも支えていただいて本当にありがとうございます。
ファンのみなさんの歓声や拍手や応援は僕らの力になります。
最高のパフォーマンスを皆さんに見ていただくために、毎日一生懸命
練習しています。他の場所ではあまり見られないようなパフォーマンスだと
思うので、最初は伝わらないこともあると思いますが、足繁く見守って
いただければと思います。是非ショーにお越しください。
また、見に来ていただいたお客様は、気軽に話しかけていただき、
感想など生の声を聞かせていただけると嬉しいですね。
お忙しい中、「SHINOBI-TRY」の夜叉王さん、飛影さん、朧さん、幻武さんの
4名とも快く取材に応じてくれました。
「SHINOBI-TRY」の名パフォーマー兼リーダーとしてチームをまとめ、
アクロバットパフォーマンスに熱い情熱を注ぐ夜叉王さん。
徹夜をしながら、パフォーマンスに華を添える小道具の数々を製作するという
器用な一面もあわせ持った縁の下の力持ち、飛影さん。
挙動不審だったりとお茶目な一面を持ちつつも、誰よりも負けず嫌いで
大怪我を乗り越えて、更なる進化を続ける朧さん。
日々技の研究を欠かさないチーム一のアクロバットの達人であり、
将来のパフォーマー育成にも力を入れている幻武さん。
とっても魅力的な4人が繰り広げるパフォーマンスは必見です!
代々木公園で、パフォーマンスを実際に見せていただきました!
まずは【戦闘シーン】
迫力のある殺陣のパフォーマンスは、躍動感のある写真からも伝わってきます!
続いて【飛車(とびぐるま)】
土台の上から勢いよく前宙!!
次は【叢雲斬(むらくも)】
台座から勢いよく飛びあがり、空中に浮かぶ雲に見立てた半紙を斬るという大技!
半紙がキレイに切り取られています。
次は【斑雪(はだれゆき)】
雪に見立てた旗を投げ上げ、バク宙しながらキャッチするという難易度の高い技。
タイミングが命です!
次は【芙蓉(ふよう)】
投げ上げられた旗を、隠れていた朧が飛び出してキャッチするというあっと驚く技です!
最後に一番の大技【昇龍(のぼりりゅう)】
こちらは流れるような連係プレーで、一番の盛り上がりを見せる大技です!
みなさんインタビュー中の穏やかな表情と一変し、凛々しい忍者に変身していました^^
「SHINOBI-TRY」の活躍をもっとご覧になりたい方は…
■2012年1月3日(火)
■場所:熊谷ニットーモール
■住所:〒360-0032 埼玉県熊谷市銀座2丁目245番地
■TEL 048-522-4011(代表)
■FAX 048-524-3153
にて「SHINOBI-TRY」ライブイベントが行われますので、是非ご覧ください!
「SHINOBI-TRY」の皆さん、これからも応援しています!
どうもありがとうございました!
















