12/01/23-12/01/29
クローズアップ
渋谷マークシティー4Fを道玄坂上方面に抜けてすぐのところにある、中国茶と茶器の専門店「華泰茶荘」(ファータイチャソウ)。
160年余りの歴史を誇る本店の他、ロサンゼルスにも店舗を構える老舗です。
[華泰茶荘]店主である台湾出身の林さんは、店舗での茶葉や茶器の販売以外にも、茶葉の栽培や全国の契約栽培茶畑を指導するとともに、中国茶の魅力や中国の文化をより多くの人に伝えたいと、初級からプロ養成までの講習会も数多く開いています。
「台湾でお茶の人間国宝であり、先生である祖父と父の背中を見て育ちました。子供の頃の遊び場も茶葉の倉庫だったりと、小さい頃からお茶は身近なものでした。」
留学した日本で学位取得後、教授やIT関係など様々な人生の選択肢の中から台湾の老舗「華泰茶荘」の5代目として、お茶の仕事を選んだそうです。
「お茶を極めるということは、いかにお茶をおいしく頂くか?という事を念頭に、茶葉を育てる現場の茶師達と話をしながら、長い時間をかけて少しずつ身につけることだと思います。
また、中国茶の良いところは香りが良くリラックス効果が得られることはもちろん、お茶を飲みながらゆっくりコミュニケーションできることだと思います。」
お茶は、中国や台湾では、お米と同じ様に生活に欠かせない必要品と考えられているそうです。また、日本茶は茶葉を蒸して作られますが、中国茶は発酵させた上、釜で煎る為に変化する[お茶の香り]を楽しむことができます。
林さんが行っているお茶の講習会では、これまでの10年間でのべ50,000人の受講生と、その中から120名以上のプロの中国茶のインストラクターを育ててきました。実際に茶葉を育てる事から始まるこの講習会では、全体の工程を通して、より深くお茶について理解することができるそうです。
渋谷について
台北本店、ロサンゼルス店を経て、1996年芝大門店オープン。
そして2000年に芝大門店から移転し、本格的な茶館を併設した渋谷店をオープンしました。
「国際的な街で学生のころから来ていました。渋谷という街でお茶を通して文化の交流をしたいと思いお店を構えました。
街自体のスピードが早く、ストレスも多いと思うので、この店が癒しの場所になればと思います。」
中国では、人生相談や大切な話は、茶館に行ってお茶を飲みながら行う習慣があるそうで、茶館=コミュニケーションの場として欠かせない場所になっているようです。
そんな“コミュニケーションの場”を日本でも広められればと話して下さいました。
今後の展開
「本物のお茶の入れ方や楽しみ方を、国境を越えてお互いにシェアできればと思います。
私がそうだったのですが、一杯のお茶で人生が変わりました。
たった一杯のお茶から友情が生まれ、異文化の壁を超えて平和の気持ちが持てると思います。」
「160年の歴史をもつ本店に比べれば、渋谷店はまだ7年目なので、これからもよりいっそうこの渋谷でがんばっていきます!」との事でした。
取材後記
これだけカフェが点在する渋谷の中でも本場の中国茶を唯一味わえるお店だと思いました。
以前シブテレカフェコーナーで、お店のご紹介させて頂いた経緯もあり今回[PEOPLE]にて林さんご自身について、お茶を飲みながら取材させて頂きました。
なによりお茶が好きで知識人の林さん。
どんなお茶の質問にも丁寧に答えて下さいました。
中国茶の壮大な歴史に思いを馳せ、お茶の魅力を感じる事ができると思いますよ~。是非お店に寄ってみて下さい。
華泰茶荘(HUA TAI TEA) ※SHIBUYA's Cafeコーナー内
営業時間
10:30-19:30(LO19:00)年中無休
access
渋谷区道玄坂1-18-6
[TEL] 03-5728-2551
[URL]http://www.chinatea.co.jp



















