12/01/23-12/01/29
監督
ベント・ハ―メル
キャスト
ボード・オーヴェ
ギタ・ナービュ
ビョルン・フローバルグ
エスペン・ションバルグ
他
配給
ロングライド
上映館
Bunkamura ル・シネマ 他
ジャンル
ヒューマンコメディ
客層
20~60代 男性:女性(5:5)
グッズ
プログラム 等(※詳しくは劇場にお問い合わせください。) 等(※詳しくは劇場にお問い合わせください。)
穴場の時間
どの時間でもある程度余裕を持って座れます。ただ、Bukamura20周年特別企画として上映され、好評につき延長してきた上映期間も残すところラスト2週間!見逃したくなければどうぞお早めに。
「もう遅い」って諦める前に、何かしたいなら行動しなきゃ!分かっているけどなかなかできないことって多いけど、ホルテンさんを見ていれば、歳なんて、時期なんて、タイミングなんて関係ないって勇気をもらえるはず。
◆ストーリー◆
線路沿いに住むオッド・ホルテンは、ノルウェー鉄道の運転士。毎朝早起きして規則正しい生活を送り、退職前夜、約40年の勤続を表彰されたにもかかわらず、予想外の流れにのまれて最後の運転となるはずだった列車に乗り遅れてしまう。混乱し、呆然とするホルテン。ようやく気を取り直した彼は老人ホームに母ヴェラを訪ね、そこから予期せぬ出来事に次々と遭遇する。そして出会った老人シッセネールが特技だという目隠しドライブへ・・・
◆見所ポイント◆
ほのぼのあったかコメディかと思いきや、以外とシュール!会場でも、爆笑ではなくこらえるような笑い声が聞こえました。観終わった後は、なんだか含み笑いをしてしまう感じ。
終始静かに進む映画の中で、私の興奮どころは主人公のホルテンさん!とにかくとっても素敵なのです!寡黙で渋くて真面目で、でもそのド真面目なところがなんともチャーミング!どんどん大胆になっていくホルテンさんの行動と、それでもやっぱり真面目なホルテンさんの内面が次第に素敵なバランスになって、最後なんてキラキラしちゃってます!
人って「変わりたい」って思ったり、流されそうになったら「変わりたくない」って思ったり、ややこしいものですよね。しかも他人から変わったって言われると「私は変わってないのに」って反発心をおぼえたり・・・。でもホルテンさんは、定年のその日まで生きてきた人生の真っ直ぐなレールから偶然にもはずれてしまったことで、新しい自分の人生に踏み込んでいくのですが、本質的な人間としての真面目さは失わないのです。静かでまっすぐな瞳は変わらないのです。自分は自分。でも「コレが自分」と決めつけて生きる必要なんてないんだってことを、彼の行動と瞳が教えてくれます。
心に残ったのは、後半シーンの「人生は手遅ればかりだが、逆に考えれば何だって間に合う」という老人シッセネールの言葉。「もう遅い」って諦める前に、何かしたいなら行動しなきゃ!分かっているけどなかなかできないことって多いけど、ホルテンさんを見れば、歳なんて、時期なんて、タイミングなんて関係ないって勇気をもらえるはず。
「違う自分に出会いたい」と思いながらも殻を破れない方、「新しいことを始めたい」と思いながらも最初の1歩を踏み出せない方、「この年からだってなんだってできるぞ!」と思っている素敵なご年配の方・・・新しいスタートにぴったりなこの春、幅広い年代の方におすすめの1本です。
ただ、くれぐれも「遅刻の先に素敵な冒険あり!」なんて次の日大遅刻しないように!ホルテンさんは67歳(の定年前日)まで無遅刻だったということをお忘れなく☆



















