12/01/23-12/01/29
監督・脚本・製作
バーバラ・リーボヴィッツ
キャスト
オノ・ヨーコ
デミ・ムーア
キース・リチャーズ
アナ・ウィンター
ヒラリー・クリントン
他
配給
ギャガ・コミュニケーションズ
上映館
渋谷シネマGAGA! 他
ジャンル
ドキュメンタリー
客層
20~60代 男性:女性(4:6)
グッズ
プログラム、ローリングストーン誌 等(※詳しくは劇場にお問い合わせください。)
穴場の時間
平日の昼間は余裕あり。ただし、夕方以降と休日は余裕を持ってのチケット購入をおすすめします。4月まで上映が決定しているので、まだまだ人気が高まる可能性大!
彼女を唯一無尽のフォトグラファーにしたのは何なのか。観終わってからずっと考えている。
◆ストーリー◆
今、最も旬な女性写真家として世界的な活躍を続ける、アニー・リーボヴィッツ。華々しいキャリアのスタートであるローリングスオーン誌から、ハイファッション誌へと活躍の場を広げる彼女の姿を、世界中のセレブリティへのインタビューや、撮影裏話を基に描き出す。プロフェッショナルの仕事人として、女として、母として―。時に悩み、傷つきながらも、強く、そして自由に生きるアニーの姿に、あなたも、きっと勇気付けられる。
◆見所ポイント◆
観終わった後、しばし放心状態。「原稿を書けるだろうか」そう思った。ものすごいボリュームのメッセージとストーリーを浴び、でもなんだかまだ物足りないこの感じ。たぶん、この映画が伝えようとしている要素が多すぎるのだろう。そして結局どの要素も伝えきらないまま終わってしまうから、こちらとしてはたまらない。
アニーの写真は時に論争を巻き起こし歴史の1ページとなっている。彼女の家族から世界中のセレブリティまでみんなが、彼女のレンズを通して喜んで人生の一部を残す。時に戸惑ったり、撮られていることに気付かなかったりもするけれど、結果的にはみんなが彼女のとりこ。そこまでの大きな影響力を持つ写真をなぜ彼女が撮れるのか。他のフォトグラファーと何が違うのか。多くのセレブリティや仲間のコメントを聞いても、私にはまだ掴めない。天才だの才能に溢れているだのと言われながらも、彼女も人間らしく、失敗し、悩み、悲しみの涙を流しているのだ。天才的な才能、環境、すばらしいパートナー・・・彼女を唯一無尽のフォトグラファーにしたのは何なのか。観終わってからずっと考えている。
こんなことを書きながら、私もまた、彼女の人生と彼女の写真に魅了された一人だ。まだ彼女が無名だったときに撮影した、ジョン・レノンとオノ・ヨーコが寄り添う写真と、そのときのエピソードを語るオノ・ヨーコ。そのシーンからは、2人がどんなに深く愛し合っていたかがストレートに伝わってきて涙が出た。そしてアニーが、2人にとってどれだけ自然な、またどれだけ特別な存在になったか。それはやはり彼女にしかできないことだったのだと感じてため息が出た。
これまで、私は自身や周りの人物の写真を残すことをあまりしてこなかった。だけど今は、これからは“写真”という人生の記録をできるだけ多く残したい、そう思う。その中で、アニーについて、そしてこの映画の伝えたかったことが、もう少しわかるかもしれない。


















